所長BLOG

2018年05月27日免震構造現場見学会

 

坂茂さんのお言葉を借りれば、「地震で人が死ぬことはない。地震で建物が壊れて人は死ぬ。」


今は大地震が来ても建物が倒壊しないようにすることは当たり前になりました。


さらに一歩進んで、災害復旧をいかに行うかを建築計画の中で考える時代になっています。


大地震から建物機能を守る。
それが街を守ることにつながる。


免震構造に加えて、自家発電設備、燃料貯蔵タンク、太陽光発電設備、給水タンク、雨水貯留槽、雨水の注水利用、下水貯留槽、非常用物品の備蓄、等々・・・

電気、ガス、上下水道、交通などの都市インフラがストップしても、一つの建物が単独で機能を維持できるシステム。


災害時の人の動きが変わっていくと思います。

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