建築企画、設計、監理 / 土地、建物のコンサルティング

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2017年10月

2017.10.29
計画段階の1コマ

 

 

 

土地探しからご依頼を受けた場合は、クライアントと一緒にいろいろと土地を見て回ります。(写真の人は土地探しを協力してもらっている不動産屋さん)

 

 

立地・周辺環境から建築の外観・間取りまで、敷地内外のご要望を聞きながら、土地選定のアドバイスをします。
土地決めの際に、法令上の規制や周辺環境との関連性など、さまざまな検討をきちんと行うことで、クライアントにとってより理想の家づくりができます。

2017.10.29
埋蔵文化財恐るべし

 

新たに土地を購入して建築を検討する場合、埋蔵文化財(以下埋文)エリアに入っているかは要確認です。
実際に売買契約の段階となれば重要事項として説明があると思いますが。。

できれば目ぼしい土地を見つけた段階で知っておくのが良いでしょう。借地での建築の場合も同様です。
試掘して実際に埋文が出た場合(判断要件は行政によってやや異なり、経験上条件によって若干の折衝の余地あり)、建築スケジュールが大幅に遅れるだけでなく、発掘調査、研究、資料出版、図書館への寄贈等、全ての費用は建築主負担となります。時にはそのプロジェクトの進行が困難になるほどの出費となる場合もあります。

 

 

埋文は建築プロジェクトの根幹に関わる重大要素になり得るので、建築のために土地購入を検討されている方には、その土地が埋文エリアに入っているかどうか早めにご確認されることをおすすめいたします。

2017.10.28
型枠支保工

 

この一つ上の階では梁とスラブ(床版)の鉄筋工事の真っ最中。
このフロア、台風一過で水浸しです。

型枠支保工(かたわくしほこう)はコンクリートを流し込むための型枠を支える仮設部材です。

私は鉄筋コンクリート造のこの段階の雰囲気が結構好きです。
形が出来上がるまだ一歩手前。
いろいろな準備を手間暇かけて順番に仕込んで、最後に一気にコンクリートを流し込んで形づくるイメージ。
鉄骨造とは作業の順番がまったく違います。

2017.10.28
メーカーショールームご案内

 

12月初旬着工予定、ただいま実施設計真っ最中の「オープンリビングのある家」。
本日はクライアントご一家を住宅設備・建材メーカーのショールームへご案内しました。

システムキッチンを熱心に見学される奥様のそばにご家族3人が集まった貴重な瞬間をパシャリ(笑)
このあとお風呂コーナーに移動する時にご主人&ご長男のお二人を探しにいきました。

10月末実施設計UPに向け、設計ラストスパート!

2017.10.28
鉄骨製品検査

  

 

工場で一本ずつ作られる鉄骨。
現場へ運ぶ前に工場で製品検査を行います。
柱や梁の長さや断面寸法(メンバーと言います)を測ったり、溶接品質確認のための超音波探傷検査をしたり、構造体として必要なチェックを順番に行っていきます。
寸法も溶接も素晴らしい精度。

これからいよいよ鉄骨建て方を迎え、建物のボリュームが現場に立ち上がっていきます。

2017.10.28
基礎コンクリート打設

 

鉄骨造4階建ての高齢者施設の基礎コンクリート打設。
この現場は3日間に工区分けしてコンクリートを打っています。
左(1枚目)が前日にコンクリートを打ったところ。もうカチカチです。
右(2枚目)が現在打設途中でお昼休憩中。

基礎は建物の全重量を支える部分。
先週の配筋検査に続き、コンクリート打設についても仕様書通りの施工となっているかを確認していきます。

監理者として技術的な業務を行いつつ、この基礎の上にこれからどんどん建物が出来上がっていくことを想像するとワクワクです。

 

 

2017.10.13
見積依頼のパターン

 

工事をする際、ゼネコンや工務店に見積を依頼します。
そのパターンは大きくわけて3つ。

 

①競争入札
公共事業や補助金案件で一般的に使われる方式です。
入札会で一番低い見積金額を提示した施工者に発注が決まります。
民間事業かつ公的資金が動かない場合は敢えて競争入札は行いません。

 

②見積合わせ
複数の施工者に設計図書を預け、見積を依頼します。
入札のような厳格なルールはなく、見積金額も含めた総合力で審査します。
複数社の見積金額を把握できるため、クライアントにとっては金額に納得して工事することができるでしょう。

経済的にもメリットが大きく、交渉の自由度も高い方式ですが、スケジュールには余裕をみておく必要があります。

 

③特命
1社指名で設計図書を預け、見積を依頼します。
設計段階から施工者との打合せを行うことが可能なので予算管理を行いやすく、きっちり調整すれば設計が終わり次第着工することも可能です。
その反面、1社の見積金額しか把握できないため金額の比較検討ができず、クライアントにとっては工事費の相場感をつかみにくい特徴があります。また見積金額と予算がどうしても折り合わない場合は設計変更での対応しかできなくなります。

 

競争入札は補助金が絡むと必ず必要になるので、選択するというよりは制度上やむなしと言ったところ。

問題は見積合わせと特命のどちらを採用するかです。

ここ最近は建設業界が売り手市場ということもあり、見積合わせでゼネコンや工務店に見積依頼しても断られることがよくあります。また見積の依頼ができたとしても以前ほど競争の原理が働かない印象があります。
設計は順調に進んでも、施工者がなかなか決まらず着工が遅れるケースも見受けられます。

私はこれまでは基本的にクライアント目線で見積合わせを推奨してきましたが、案件によっては特命発注した方がクライアントにとってメリットが大きいのではないかと思うことも増えてきました。
当然ケースバイケースの判断が必要なので、これまで通り案件ごとにクライアントと相談しながら決めていきたいと思います。